医療に関わるみなさまへ
※会員の先生は必ずご確認ください
『かかりつけ医機能報告制度』について
令和7年度から、『かかりつけ医機能報告制度』が始まります!
すべての医療機関が報告をする必要があり、下記の2点について必ず確認をしてください。
※すべての医療機関が、必ず報告してください!※
報告を行う際に、かかりつけ医機能にかかる研修を修了していることを報告する必要があります。
会員は、「日医生涯教育講座」の単位を活用して、この研修を修了することができます!(※日医かかりつけ医機能研修制度の応用研修など、「かかりつけ医」という冠がついた研修を新たに受講する必要はありません!)
修了申請の手続きは、日医会員情報システム(MAMIS:マミス)から行います。下記のアドレスからMAMISにログインして、申請してください。
MAMISログインURL https://mamis.med.or.jp/login 
修了申請マニュアル MAMIS研修管理機能操作マニュアル(かかりつけ医機能報告制度にかかる研修の修了申請編)
※ログインできない場合は、下記のフォームからお問い合わせください。
問合せフォーム
https://forms.gle/GwfhDE8QfwDzgdks7 
※MAMISの操作が難しい場合、書面による申請ができるように、対応を調整します。
(調整中 整理でき次第掲載します)
報告は、G-MIS(医療機関等情報支援システム)上で入力して行います。報告時期は、1月~3月です。
具体的な入力方法は、下記のマニュアルおよび厚労省発出の手順解説動画をご参照ください。
※まずはこちらを確認 かかりつけ医機能報告マニュアル(医療機関用)2025.11月
※操作詳細必要に応じて確認ください かかりつけ医機能報告マニュアル (G-MIS操作編)2025.11月
以下も併せてご確認ください!
かかりつけ医機能報告制度の概要や、報告することの意義など、県医師会が開催した研修会の動画と資料を掲載します。本施策が「報告制度」として整理された議論の経緯や、どうして全ての医療機関が報告をする必要があるのか、報告が少ないとどうなってしまうのか、大事な視点をお伝えしています。是非動画をご視聴ください。
研修会掲載 https://kanagawa-med.or.jp/medical_treatment/r7no2tiikiiryoukousou/

①かかりつけ医機能報告制度にかかる研修 関連
Q1-1 MAMISでの手続きが煩雑そう、手続きに時間もかかるのか。
MAMISへログインできていれば、修了申請マニュアルを参考にして比較的容易に操作を進められます。所要時間も2~3分程度です。
Q1-2 MAMISに初めてログインする場合、どうすればいいか。
https://mamis.med.or.jp/login に入り、ログインのところで、
ID:先生の医籍登録番号 パスワード:生年月日8桁(例19650425) で入ることができます。
(!注意!画面下部の 未登録の方はこちら 利用者登録 には入らず、そのまま、ログイン、パスワードをいれてください。 会員の先生が、利用者登録に入って入力していくと、延々と入力させられた最後に、すでに登録がありますというエラーがでてしまいます。)
ログイン後は、メールアドレスの登録と、そのメールに自動連絡で、登録用のURLがお知らせされますので、さらにそこへ進み、IDとパスワードの設定に進んでいきます。
このときに、仮ID,仮パスで設定されていた、医籍番号と生年月日は使用できません、別のものを設定してください。
Q2 かかりつけ医機能報告制度にかかる研修を修了していないと、かかりつけ医機能報告をすることができないのか。
修了していない、という報告することも可能ですが、できる限り研修を修了した、という報告をしていただけるようにお願いいたします。
日本医師会は、すべての診療科の先生方が地域を面で支えているという主張をしていることから、より多くの先生方に、研修も修了しているという報告をして欲しいというスタンスです。
Q3 Q2で、研修を修了したという報告をすることが望ましいことは理解したが、これまでかかりつけ医機能に関するような研修を受けたことがない。どうすればいいのか。
会員の先生は、新たにかかりつけ医をテーマにした研修を受ける必要はありません。
日本医師会は、先生方の日頃の研鑽がそのまま研修につながるように、日医生涯教育の単位を利用できるようにしています。また実地研修の登録は、先生の地域での活動(休日診の協力、予防接種など。詳細は実施要綱から確認できます。)を自己申告する形でOK、という仕組みをつくりました。その内容は、下記のQ4でお伝えします。
(※日医「かかりつけ医機能報告制度にかかる研修」のページ内に、実施要綱 が掲載されています。
Q4 研修修了の要件は、座学研修(知識)および実地研修(経験)をそれぞれ受講(必須)し、合計で10単位以上取得した場合に修了証を発行する、となっている。座学研修は、日本医師会生涯教育講座の単位となっているが、内容はどのようなものが必要なのか。
日医生涯教育講座の単位であれば、現時点では内容は問わず、また、過去に取得した単位を活用することができます。まずは、MAMISにログインして、申請マニュアルに沿って座学研修の取得単位検索を進めてください。(※検索期間は2016年~2025年で設定されています。ここは変える必要はありません。)ここで、先生がこれまでに取得した生涯教育の単位が表示されればOKです。検索しても単位が0の場合は、これから生涯教育単位を取得する必要がありますので、ご留意ください。(Q5-1へ)
(※検索期間の例外:検索した結果、単位数が1000を超える場合、システムエラーとなる仕様であることが判明しました。単位数が1,000を超える場合は、検索期間を2020年~に変更するなどして、単位結果が1,000を下回るようにしてください)
Q5-1 座学研修である生涯教育の取得単位がゼロだった。日医e-ラーニングで単位をとることは可能か。
可能です。日医e-ラーニングに入るには、下記のページ下部にある「生涯教育講座」をクリックすると、IDとパスワードが求められますので、入力してログイン後、受講したいコンテンツを選択して動画視聴を進めてください。
https://www.med.or.jp/cme/elearning.html
なお、e-ラーニングのログイン方法がわからない場合は、下記のURLをご確認ください。
Q5-2 e-ラーニング受講後、MAMIS上に単位が反映されるまでどのくらい時間がかかるのか。
受講後2日程度で反映されるということです。(日医へ確認)
Q6 実地(経験)の実地研修実績入力の画面で、添付資料は必須なのか。
会員の先生は、チェックを入れていただくことで大丈夫です。添付資料は必須ではありません。
②かかりつけ医機能報告 そのものについて
Q1-1 自身の診療所は、機能強化加算や、地域包括診療加算など算定していない。それでも報告する必要はあるのか。
必要があります。
Q1-2 内科以外の診療所でも報告する必要はあるのか。
内科・外科・小児科は言うまでもなく、眼科・皮膚科・耳鼻科・産婦人科などの診療所でも報告する必要があります。
本報告制度によって、各医療機関から報告された情報をもとに、地域でかかりつけ医機能を充実していくための協議を進めていくことが目的の1つであるため、すべての診療科の医療機関が報告をする必要があることになります。医療法、医療法施行規則に規定されており、『義務』とお考えください。
また、大事な視点として、日本医師会は様々な診療科の先生方がそれぞれの分野でかかりつけ医機能を発揮して地域を面で支えている、と発信をしています。このため、報告が少なければこの発信が崩れることになり、今後の地域での協議に影響するだけでなく、GPのような登録制度が望ましいと主張する財政審議会の議論に影響してきます。仮に財政審議会の主張が実現してしまうと、フリーアクセスではなくなり、皆保険制度にも大きな影響を与えることになります。
この重要な背景を含め、報告の意義について、県医師会は研修会を開催してお伝えしています。是非、研修会動画をご視聴ください。
(研修会ページ https://kanagawa-med.or.jp/medical_treatment/r7no2tiikiiryoukousou/ )
かかりつけ医機能報告制度に関する問合せ先
県医師会地域医療課:岩田
電 話:045-241-7000
メール:g-iwata@kanagawa.med.or.jp
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