ミフェプリストン及びミソプロストール製剤(販売名:メフィーゴパック)の使用にあたっての留意事項について

最終更新日:2024年08月01日

 

 ミフェプリストン及びミソプロストール製剤(以下、「本剤」という。)については、「子宮内妊娠が確認された妊娠63日(妊娠9週0日)以下の者に対する人工妊娠中絶」を効能又は効果として、4月28日付けで製造販売承認されました。
 本邦においては、母体保護法に基づき、母体保護法指定医師のみが人工妊娠中絶を実施することとされており、本剤の使用についても同様の扱いとなるため、本剤の使用にあたってご留意いただきたい事項があります。

 

 具体的には、本剤における適切な使用体制のあり方が確立されるまでの当分の間、入院可能な有床施設(病院又は有床診療所)において使用し、ミソプロストール投与後は、胎嚢が排出されるまで入院または院内待機が必須とされています。
 また、各都道府県医師会は、医薬品製造販売業者及び医療機関から、毎月それぞれ販売数量及び使用数量その他必要な報告を受けることとされ、それらの整合性を適宜確認すること等により、母体保護法指定医師に対する必要な監督・指導を行うこととされています。

 

 登録された県内医療機関(医療機関の管理者)におかれましては、毎月、その期間満了後15日以内に、神奈川県医師会(健康医療課)へ、所定の使用報告書を用いて報告(郵送)してください。
購入・使用がない場合においても、在庫確認のため、毎月の報告書の提出をお願いします。
記入例については、下記の「都道府県医師会提出用 使用報告書 記入例」をご参照ください。

 

 

【資材・関係文書ダウンロード】

 

都道府県提出用 使用報告書(毎月提出)/Word

 

都道府県医師会提出用 使用報告書 記入例/PDF

 

ミフェプリストン及びミソプロストール製剤の使用にあたっての留意事項/PDF

 

母体保護法施行規則の一部を改正する内閣府令の公布について/PDF

 

 

【医薬品製造販売業者】

 

ラインファーマ株式会社(https://www.linepharma.co.jp/)

 

・登録申請、製品に関する相談、製品情報詳細、添付文書や報告書・同意書等各種資材の
ダウンロード等は、ラインファーマ株式会社ホームページ(医療関係者の皆さま)をご覧ください

 

(郵送先)

〒231-0037 横浜市中区富士見町3-1 神奈川県総合医療会館3F
(公社)神奈川県医師会 健康医療課