マダニに注意!

最終更新日:2025年07月25日

野外でのレジャーの際にはマダニに注意しましょう。

 

春から秋にかけて活動が盛んになるマダニに咬まれると、様々な感染症にかかる恐れがあります。

本県でも、7月に、マダニに咬まれ、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症した方がいらっしゃいます。

 

◎マダニに咬まれないために、  レジャーや屋外作業などで草むらや藪に入る時の注意点

・肌の露出を少なくする

・明るい色の服を着る

・虫除け剤を使用する

・野外活動後は入浴し、咬まれていないか確認

 

◎もしも咬まれた時には

・無理に引き抜こうとせず、 医療機関(皮膚科など)で処置をしてもらいましょう

・受診時に、活動の日付、場所、発症前の行動を伝えましょう

 

<重症熱性血小板減少症候群(SFTS)>

・感染経路:主にSFTSウイルスを保有するマダニに刺されることで感染

・潜伏期間:6日~2週間

・臨床症状:発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)を主徴とし、時に、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴う。致命率は約10~30%程度

・治療:対症療法
※国内では抗ウイルス薬(ファビピラビル)の使用が承認

 

厚生労働省ホームページを加工して神奈川県医師会にて作成 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html