~若い方々へ~新型コロナウイルス感染症の恐ろしさについて

最終更新日:2020年12月22日

 現在、第3波ともいわれ感染者が日々拡大しているのが新型コロナウイルス感染症です。この感染症の怖さは、感染しても症状がない人が行動し、気付かないうちに自らが感染源となる恐れがあることです。県内でも感染経路の分からない感染者が増えています。

 新型コロナが厄介なのは、治療をおえて回復しても多くの方が疲労や呼吸困難、脱毛症などの後遺症を抱え苦しんでいることです。

 残念ながらインフルエンザのようにタミフルやリレンザといった特効薬もないのが現状です。感染を防ぐには一人一人が「うつらない。うつさない」と心掛けるしかありません。

 先日も、新型コロナにかかった軽症の方が宿泊療養施設において症状が急変し亡くなるという悲しい知らせがありました。まだまだ新型コロナは得体のしれない恐ろしい感染症なのです。

 行動範囲が広い若い世代のみなさんに危機感を共有してもらいたいと思います。若い人は感染しても症状が軽いことが多いといわれています。しかし、その人たちが不適切な活動することで、結果として中高年の方々に感染がおよんでしまいます。身近に考えてみてください。あなたのお父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんに感染させ、命を奪ってしまったら。とても悲しい気持ちになるでしょう。

 あなたがしようとする行動は、本当に必要なことなのでしょうか。今は日本中いや世界中で自粛を心がけ、新型コロナの蔓延を抑えるべき時だと思います。

 大切な人を守るためにも、どうか慎重に行動してください。